水没した車も廃車にしなければならないケースがある

数年前に発生した東北地方の津波地震災害では、住宅街や路上に止めてある車が津波に押し流される様子がニュースで報道されていました。また、豪雨による土石流で車が水浸したというニュース報道などもたまに見かけることがあります。住宅の場合、浸水すると畳はダメになるらしいですね。

一方、車の場合でも水没すると廃車にしなければならないケースがあるようですね。もちろん、ネットなどでは水没した車でも高く買い取ります!といった買い取り業者さんの広告が掲載されていることがありますが、近頃の車ともなると電子制御車が多いですからね。とくに電気というのは、家電製品でも分かるように内臓されている電子基板などが水に濡れてしまうと、ショートしたりしてダメになるらしいですね。従って、車の場合においても最近の高級車ともなると、そのほとんどが電子制御システムが搭載されている車が多いので、自然災害で水浸しになってしまうと廃車というのもやむを得ないのかもしれませんね。

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そうはいっても、一応は修理が可能なのか、それとも買い替えるべきなのかといった点は、中古車を扱う業者さんに相談すべきでしょうね。ただし、そんな水没したり浸水したような車は、中古車を扱う業者さんまで持ち込むことすらできないでしょうから、レッカー車で引き取りに来てもらうしかないのかもしれませんね。ちなみに、水没した車の修理費用のおおよその見積もり金額についてネットで調べてみたのですが、シートの下までであれば25万円からでシートの上まで浸水した場合には50万円からの修理費用を見積もっておくべきなのだそうです。ただし、電子制御システムがあまり搭載されていない車であっても、電気系統に関しては部品交換が必要となってくるでしょうね。それに、ブレーキシステムやサスペンション・シフトチェンジを行うギアのあるトランスミッションなど機械系統も泥水が浸水してかなりヤバイでしょうね。