意外と廃車の処理というのはエコで環境に優しい

自動車を廃車にする場合、自動車リサイクル法というキチンとした法律が制定されています。たまに、車で日本全国にあるいろんな所をドライブしていると、山や荒れ地にナンバープレートだけ外した状態の車が乗り捨ててあるのを見かけます。こうしたゴミ同然のようにマイカーを放置したり不法投棄するということは、あきらかに自動車リサイクル法に反する行為といえるでしょうね。

しかも車を廃車する場合においても、ガソリンが燃料タンク内にはまだ残っている場合も考えられるでしょうね。それに、エンジンやミッション内にも当然オイルが入ったままの状態です。また、ブレーキオイルやパワーステアリングのオイル、ラジエーター内には冷却液も入ったままの状態です。それから、車のボディーにはガラスが張り巡らされています。そうした状態のまま車を解体するわけには当然いかないでしょうね。ましてや不法投棄などは言うまでもないことです。そういう意味では、自動車リサイクル法というのは、車を廃車処理する上においては無くてはならない大切な法律と言えるのかもしれませんね。
(参考:海外の廃車事情は日本と一線を画すのだろうか

また、私たちが長い間乗ったマイカーを不法投棄ぜずにキチンと廃車処理を行うというのは、意外にもエコで環境に優しいことなのだな!と今さらながらに思いますね。年末になると、近所にある解体事業所に家電製品などの廃棄物を持ち込むことがあるのです、昨年は車のバッテリーを持ち込みました。こうした車のバッテリーの中には、バッテリー液が入っているので通常の不燃ゴミにはたぶん出せないでしょうね。ちなみに、解体業者さんにバッテリーを持ち込んだら、確か500円相当の価格で買い取ってくれましたね。車のバッテリーというのは、数年ごとに交換する必要があります。私の場合には、冬の季節になるとバッテリーが悪くなることが多いのですが、不用品同然のバッテリーを500円相当で買い取ってくれるのだから有り難い話です。