海外の廃車事情は日本と一線を画すのだろうか

海外と日本とでは、車に対する考え方も随分と違うようですね。とくに、日本車ともなると日本人にとっては当たり前のように毎日接していますが、海外の方から見ればコンパクトで故障が少なくて高品質という印象が随分と強いようですね。確かに洋画などを見ていても、海外の車となるとアメ車に代表されるようにゴージャスで大きなボディーの車が多いですね。

ところで、海外と日本とでは、マイカーに乗る期間というのもかなり差があるようなのです。多少の差こそありますが、基本的には日本人の方が同じ車に乗るという期間も短いようですね。これは、日本人が贅沢をしているという意味ではないのです。日本の場合、車の修理費用が海外に比べて高いようなのです。従って、高い修理費用を支払ってまでいつまでも同じ車に乗り続けるよりも、一層のこと新車に乗り換えた方が維持費用が安く済むという理由などがあるからなのだそうです。そうしたケースが顕著に表れているのは、東南アジアなどでしょうね。

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そうした国々では、日本で廃車手続きを行った車でも、部品を修理して再利用しているという方が多いらしいですね。

その他にも、海外では車検制度がないという国もあるようですね。この車検制度というのは、ドライブの途中でエンコするという確率が低くなるので有り難いといえば有り難いことなのですが、2年に1回10万円前後の車検費用を支払うという義務が発生してしまいます。その10万円前後に加えて修理箇所があれば、それに修理費用が上乗せされてしまいます。ちなみに、カナダや中国・スイスといった国々では、10年間車検を受けなくてもよいらしいのです。これにはさすがに驚いてしまいます。そうなると、ドライブしていても行く先々で、車がエンコして困っているという方も多くなるでしょうね。それから、GDPランキングが世界第一位のアメリカでは、州によっては車検制度がないという州もあるようですね。